ヒアルロン酸の種類
レスチレン シリーズ
レスチレンは、スウェーデンに本社をおくガルデルマ株式会社(旧Q-MED社)のヒアルロン酸です。
日本国内においても、1996年に美容目的で使用する非動物性ヒアルロン酸として発売開始されました。
現在、ヒアルロン酸治療は、「簡単に行なえるシワ治療法」として世の中に広く浸透しています。
レスチレンシリーズのヒアルロン酸は、数多くあるヒアルロン酸メーカーの中でも歴史が古く、全世界で多くの方に愛用され信頼されているヒアルロン酸です。
レスチレンシリーズのヒアルロン酸は、高い安全性によりラインナップの一部は、米国FDA(アメリカ食品医薬品局:日本では厚生労働省に相当)にてシワ治療に対する使用が認められています。
美容目的のヒアルロン酸としては、米国FDAで最初に承認された基準となるヒアルロン酸でもあります。
CONSULTATION レスチレン・リド
2015年6月には、ガルデルマ社ヒアルロン酸「レスチレン・リド」「レスチレンパーレン・リド」が、中等度から重度の顔面の皺(ほうれい線等)の矯正及び整容を目的、美容目的としての使用で厚生労働省より承認されました。
レスチレンの構造は、非動物性の安定化ヒアルロン酸(non animal stabilized hyaluronic acid)であることからその頭文字をとって『NASHA:ナーシャ』と呼ばれています。レスチレン製剤は、NASHA粒子構造であり、粒子の大きさの違いにより製剤が使い分けられます。粒子が小さいヒアルロン酸は目元、中間タイプのヒアルロン酸であれば口元、さらに少し粒子が大きいヒアルロン酸であれば鼻や顎、深めの鼻唇溝、一番大きな粒子のヒアルロン酸は輪郭形成用として、というように使い分けることにより、とても良い結果を得ることができます。
製剤名につく「リド」とは、リドカイン(麻酔成分名)を意味しています。リドカインが入っていることで、治療中は疼痛緩和されます。痛みに対してご心配な方は、リドカイン入りをオススメ致します。
CONSULTATION レスチレン・ヴィタール スキンブースター
レスチレン・ヴィタール スキンブースターは、レスチレンシリーズの中でも、ヒアルロン酸粒子が細かいため皮膚が薄い目元の小じわや、肌全体的にハリ感や潤いを与えたりする用途で使用します。
CONSULTATION レスチレン・サブキュー
レスチレン・サブキューは、頬の凹み、コケ、ボリュームが無くなった等、輪郭形成用のヒアルロン酸です。
若いころに比べて、頬骨が目立つようになった方は、ボリュームを加えてあげることで頬に高さが出て、若々しい印象を与えるだけでなく、ゴツゴツとしたフェイスラインもなだらかになるので、優しい印象になります。
- 施術の内容
- ヒアルロン酸を極細い針の注射で注入することで、様々なお顔のお悩みを治療できます。
- 考えられるリスク、
副作用 - むくみ、腫れ、内出血がありますが、時間とともに治ります。
SIDE EFFECT 主なリスク、副作用など
ヒアルロン酸注射・ヒアルロン酸修正治療・ヒアルロニダーゼによる治療を行う場合、針を刺した箇所が赤くなることがありますが、殆どの方が当日中には気にならなくなります。
治療当日は少し突っ張った感じがありますが、時間の経過とともに減少します。
また、内出血となるケースがありますが、時間の経過とともに気にならなくなります。
治療後すぐ、針を刺した箇所以外はメイクが可能です。
治療後翌日からは、針を刺した箇所もメイクが可能で、万が一内出血となった場合でも、ファンデーションやコンシーラーで気になる部分をカバーできます。