眼瞼下垂

眼瞼下垂

眼瞼下垂とは、まぶたを上げる筋肉(眼瞼挙筋)が弱くなることで、まぶたが下がって目を開けにくくなる状態を言います。

眼瞼には、眼球を損傷や乾燥から防ぐ役割があり、特に上眼瞼には目を開けるための筋肉(眼瞼挙筋)と目を閉じるための筋肉(眼輪筋)があり、両者のバランスのとれた働きによって眼球が保護されています。ところが、眼瞼挙筋の働きが悪くなると上眼瞼が上がらず、上下の眼瞼の幅が狭くなります。このような状態を眼瞼下垂と言うのです。

眼瞼下垂

施術の内容
挙筋腱膜前転法による眼瞼下垂治療で、視野を広げ、皮膚のたるみをとり、自然な二重になります。500,000〜600,000円(当時の価格で現在とは異なる場合があります)
考えられるリスク、
副作用
むくみ、腫れ、内出血がありますが、時間とともに治ります。

生まれた時から眼瞼拳筋の発達が悪い先天性眼瞼下垂の他、最近では加齢とともに起こる老人性下垂、白内障などの目の手術後、コンタクトレンズを10年以上使っている人にも起こるようです。

また、目を開けるための筋肉(眼瞼挙筋)が弱った状態を補うために、目を開ける際に額の筋肉を使い、額にシワが刻まれてしまったり、まぶたの皮膚がたるんで下がることで視界がさえぎられ(皮膚弛緩症)、上方が見えにくいためにあごを上げて物を見るようになり、肩凝りや頭痛が起こったり、弱視の原因にもつながるなど、眼瞼下垂の症状はさまざまです。

  • 眉毛がつり上がり、おでこが疲れる
  • 二重の幅が広くなり、ときに三重になる
  • まぶたがくぼみ奥目になる
  • 下を見ていると眠たくなる

眼瞼下垂の手術は、眼瞼挙筋を縫縮する方法が一般的ですが、城本クリニックでは、最近になって注目されてきた腱膜性眼瞼下垂についての手術も行っています。

CONSULTATION 腱膜性眼瞼下垂

西洋人と東洋人の上眼瞼は解剖学的に異なり、東洋人の眼瞼は厚く重いため、年齢を重ねるにつれて眼瞼挙筋の腱や眼窩隔膜の瞼板への付着が徐々に外れていき、ゆるんだ分を無意識ながら努力してまぶたを持ち上げることになります。このことによって交感神経の興奮が促され、頭痛や肩こり、不眠などの原因となります。

手術によって外れた腱膜を、再び良い位置(その人に合ったより良い位置)に付着させることで解消できます。また、眠たげな印象を与える眼瞼下垂(半開きのような眼)も改善し、大きくパッチリ開いた目となります。

腱膜性眼瞼下垂 二重の方

腱膜性眼瞼下垂 一重の方

眼窩隔膜、挙筋が瞼板から外れていくにしたがい、開瞼時のミューラー筋の収縮が大きくなります。このミューラー筋には、交感神経(頭部からの)が分布し、これがさまざまな愁訴を引き起こすと言われています。手術によって、ミューラー筋が「休め」状態となるので愁訴が解消されます。

腱膜性眼瞼下垂は、目の開きが小さい人に適した手術です。

CONSULTATION 第105回美容外科学会における、
長掌筋腱を用いた眼瞼下垂の手術に関する発表

眼瞼下垂とは

眼瞼下垂とは、眼瞼(まぶた)が下がって目を開けにくくなる状態を言います。
上眼瞼(うわまぶた)には瞼板という軟骨の板があり、これを眼瞼挙筋という筋肉が引き上げる事で目を開いています。

眼瞼挙筋と瞼板を繋いでいるのが、膜状の腱で、挙筋腱膜と言います。
眼瞼挙筋は動眼神経という神経によって動かされていますが、この【動眼神経→眼瞼挙筋→挙筋腱膜】という瞼を開く仕組みのどこかに異常が生じ、瞼が上がらず目を開きにくくなるのが眼瞼下垂です。
(加齢などにより瞼の皮膚が弛み、目を開きにくくなる状態は【上眼瞼皮膚弛緩症】と言い、眼瞼下垂とは区別されます。)

眼瞼下垂を発症すると、見た目の印象が悪いだけでなく、視野も狭まります。
また、目の開きを維持するために、おでこの筋肉(前頭筋)に力を入れ、瞼を持ち上げることになるため、頭痛や肩凝りに悩まされることになります。

眼瞼下垂の原因による分類

前述の【動眼神経→眼瞼挙筋→挙筋腱膜】のどこに障害が有るかに拠って

  • 神経性眼瞼下垂
  • 筋性眼瞼下垂
  • 腱膜性眼瞼下垂

に分類されます(神経性眼瞼下垂と筋性眼瞼下垂は区別できない場合もあります)
このうち、日本人を含む東アジア人種にとても多いのは腱膜性眼瞼下垂で、腱膜が瞼板から外れてしまったり、腱膜自体が薄く伸びてしまうことで発症します。

腱膜性眼瞼下垂に対しては、挙筋腱膜と瞼板の位置を修正する手術が行われます。
状態に応じて様々な手術方法があります。

神経性眼瞼下垂と筋性眼瞼下垂に関しては、内科的・脳外科的な疾患が原因となっている場合があり、その場合はそちらの治療が優先されます。
内科的・脳外科的な疾患が無い場合は手術が行われますが、前頭筋吊り上げ術という特殊な手術が行われます。

眼瞼下垂の発症する時期による分類

  • 先天性眼瞼下垂
  • 後天性眼瞼下垂

先天性眼瞼下垂の多くは、前述の神経性または筋性の眼瞼下垂です。
後天性眼瞼下垂の多くは、前述の腱膜性眼瞼下垂です。

腱膜性眼瞼下垂の手術

多くを占める腱膜性眼瞼下垂に対して、3タイプの手術が行われます。

1. 全切開による挙筋腱膜前転法

全切開による挙筋腱膜前転法

とても多く行われている手術で、対象となる状態も幅が広く、軽度~重度の眼瞼下垂に加え、正常な開きの瞼を更に大きく開く事も可能です。
同時に皮膚の弛みをとる事も可能です。
通常、全切開法の二重の手術を併用します。ダウンタイムは長いです。

2. 結膜切開による挙筋腱膜前転法

軽度~中等度の眼瞼下垂で、皮膚の弛みを取る必要の無い方に向いた手術です。
正常な開きの瞼を更に大きく開く事も可能です。
同時に二重にする場合、埋没法の二重術が行われます。
ダウンタイムは中ぐらいです。

3.切らずに糸で留める手術

軽度の眼瞼下垂の方に対する手術です。
正常な開きの方、中等度以上の眼瞼下垂の方には向いていません。
1や2と違い、挙筋腱膜の異常そのものを修復する手術ではなく、ミュラー筋という筋肉だけを縫い縮める手術なので効果は限定的で、長期的には元に戻る可能性が高いです。
同時に二重にする場合、埋没法の二重術が行われます。ダウンタイムは短いです。

先天性(筋性・神経性)眼瞼下垂の手術

当院では筋性・神経性眼瞼下垂に対する手術として、前頭筋吊り上げ術も行っています。
吊り上げ材料として、手首から長掌筋腱を移殖する新しい手術も行われています。

眼瞼下垂

施術の内容
挙筋腱膜前転法による眼瞼下垂治療で、視野を広げ、皮膚のたるみをとり、自然な二重になります。500,000〜600,000円(当時の価格で現在とは異なる場合があります)
考えられるリスク、
副作用
むくみ、腫れ、内出血がありますが、時間とともに治ります。

眼瞼下垂

施術の内容
挙筋腱膜前転法による眼瞼下垂治療で、視野を広げ、皮膚のたるみをとり、自然な二重になります。500,000〜600,000円(当時の価格で現在とは異なる場合があります)
考えられるリスク、
副作用
むくみ、腫れ、内出血がありますが、時間とともに治ります。

眼瞼下垂

施術の内容
挙筋腱膜前転法による眼瞼下垂治療で、視野を広げ、皮膚のたるみをとり、自然な二重になります。500,000〜600,000円(当時の価格で現在とは異なる場合があります)
考えられるリスク、
副作用
むくみ、腫れ、内出血がありますが、時間とともに治ります。

眼瞼下垂

施術の内容
挙筋腱膜前転法による眼瞼下垂治療で、視野を広げ、皮膚のたるみをとり、自然な二重になります。500,000〜600,000円(当時の価格で現在とは異なる場合があります)
考えられるリスク、
副作用
むくみ、腫れ、内出血がありますが、時間とともに治ります。

眼瞼下垂

施術の内容
挙筋腱膜前転法による眼瞼下垂治療で、視野を広げ、皮膚のたるみをとり、自然な二重になります。500,000〜600,000円(当時の価格で現在とは異なる場合があります)
考えられるリスク、
副作用
むくみ、腫れ、内出血がありますが、時間とともに治ります。

症例写真はこちら

CONSULTATION 眼瞼下垂に関する詳細情報

施術時間 60分程度
固定 必要ありません
ダウンタイム 1週間
傷跡 ほとんど目立ちません
抜糸 1週間後に抜糸で来院頂きます
持続性 半永久的
洗顔 翌日から可能です
アイメイク 約1週間後から可能です
シャワー 当日から可能です
入浴 腫れを抑えるため、短時間のシャワーにして下さい

CONSULTATION 眼瞼下垂に関するよくある質問

城本クリニックに多く寄せられるご質問を掲載しています。

保険診療で受けられますか。
保険診療で行う治療は、瞼が開けにくいなどの症状を改善する治療のため、希望通りの目元にすることは難しいです。
また、保険診療を行っているクリニックでも、医師の診察によって保険適応外になることもあるようです。
当院は保険適応外ですが、症状を改善するだけでなく美容的観点を含め配慮し施術を行っております。
手術時間はどれくらいですか?
60-120分程度です。
必ずぱっちりと瞼が開きますか?
その人ごとの挙筋筋膜の収縮力に最終的には依存します。90歳の人の瞼はどれだけ腱膜を引き締めても挙筋の筋力自体が衰えているので20代の状態までは回復しません。
腫れや内出血はでますか?
個人差がありますが、腫れは2~3日がピークで、1週間ぐらいかけて徐々に落ち着きます。内出血が引くのは2週間程度が目安です。
術後入院、通院は必要ですか?
日帰りでお帰りいただけます。1週間後に抜糸のために通院が必要です。
痛みはありますか?
手術の際におこなう麻酔の注射が一瞬チクッとする程度です。しっかりと麻酔が効いていれば手術中に痛みを感じることはありません。効きが悪い場合は術中に麻酔の追加をいたしますのでご安心ください。
また、お帰りの際にも痛み止め・腫れ止めのお薬をお出しします。
仕事や日常生活は普段どおりできますか?
腫れや縫合した糸が気にならなければ、翌日からの仕事や外出は問題ありません。 接客業の方は抜糸まではお休みされた方がよいかもしれません。
傷跡は残りますか?
二重切開の場合は、切開したラインがそのまま二重のラインに仕上がってきます。 術直後若干赤みがあるため、目を閉じたところを近くで見ると傷跡は少しわかりますが、時間の経過とともにわからなくなります。 1~2週間ぐらいで落ち着いて、1ヶ月ほどで自然なラインに仕上がります。
お化粧はすぐできますか?
目元以外は可能です。目元のメイクは抜糸までお控えください。
元に戻す事はできますか?
二重ラインの傷跡自体は目立ちにくくはなるものの、完全に消すことはできないため、注意が必要です。
二重ラインの幅に要望は出せますか?
切開法に準じて患者さんのご要望に沿うデザインにいたします。純粋な切開法よりも二重幅はやや狭くなる傾向にあります。
シャワーや入浴はしても大丈夫ですか?
シャワー浴は翌日から可能ですが、入浴は腫れが引いてからの方が安心です。
手術後に何か注意する点はありますか?
抜糸までサウナや激しい運動、飲酒などの血流を活発にする行為はお控えください。
平行型の二重になりますか?
蒙古ヒダがある方は、二重切開法だけでは平行型の二重にはならないことがしばしばあります。 平行型の二重の仕上がりをご希望の方には、目頭切開と二重の手術をご案内しております。
片目ずつ施術を受けることは可能ですか。
可能ですが、両目を同時に施術した場合と比べると、左右差が出やすくなります。 両目を同時に施術をする場合は、手術中に目元の左右差を比べながら正確に治療することができるため、左右差をより少なくすることができます。 この点を理解いただいた上で治療させて頂きます。

SIDE EFFECT 主なリスク、副作用など

手術をすることで腫れが発生します。

内出血となるケースがありますが、時間の経過とともに治ることがほとんどです。

手術直後は切開部分の赤みができ、目立たなくなるまでに時間がかかることもあります。

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