脂肪吸引の基礎知識

CONSULTATION 脂肪吸引の歴史

脂肪吸引は安全で確実な手術です。脂肪吸引に対する正しい知識を身につけ、適切なドクターを探してください。

脂肪吸引の進歩

脂肪吸引の歴史1977年にフランスのイルーズ 医師が開発したカニューラ吸引法が、現在の主流です。

これは、小さな皮膚の切開口(約3~5mm)から、広範な皮下脂肪を吸引除去する方法です。更に、血管、神経の損傷を避け、滑らかに更に出血量をおさえて広範に脂肪吸引を行なえるよう『Wet Method』という方法が開発されました。

日本での脂肪吸引は約20年以上前に始まりました。欧米ではそれ以前から脂肪吸引がありましたので、そのデータをもとに医療機器が開発されました。

最初の数年間は、脂肪吸引という言葉そのものも一般的ではなく、手術をするドクターも現在と比べると手探り状態であったと言えます。 つまり、どの程度吸引すれば良い結果が出るかわからず吸引しすぎたり、逆にあまり吸引せず結果が十分でないということも起きていました。

しかし、最近10年の脂肪吸引の進歩は著しく、吸引管の工夫(細いもの等、多種あり)、吸引口に対する保護(シースを使用)、超音波脂肪吸引器(体外、体内式)の開発がなされました。このように一般的にはドクターの技術も向上し、医療機器等も進歩した結果、脂肪吸引は安全で確実な手術として広く行われるようになりました。

一方、脂肪吸引に対する知識が少なかったり、技術が未熟であるにもかかわらず、専門医と称して広告だけ立派であるドクターも残念ながら存在します。

このようなドクターを見分けるには、脂肪吸引に対する知識がある程度必要ということになります。そのためにこのサイトを利用し、あなたにとって適切なドクターを探す一助として下さい。

CONSULTATION 脂肪吸引のメリット

ダイエットでは脂肪細胞が小さくなって体重が減ります。けれど脂肪細胞が小さくなっても、食べ過ぎたりしたらすぐに元通り、「リバウンド」してしまいます。

脂肪吸引の施術は脂肪細胞の数そのものを減らしてしまうのですから、リバウンドの可能性が極めて少なくなります。面倒な食事制限や運動も必要ありません。

また、希望する部分のみ(おなか、太もも、顔、二の腕など)部分痩せできるので、ダイエットにありがちな、体重が減るのといっしょにバストサイズが落ちてしまうというようなことはありません。全体のバランスを見ながら理想のプロポーションを得られます。

ただ単に脂肪を吸引するということではなく、全体のボディバランスをみながら余分な脂肪を減らしていきますので、女性特有の美しいプロポーションを作り出すことができます。

無理なダイエットは、たとえ一時的に体重が減ったとしても、基礎代謝が低下することで、逆に太りやすい体質になってしまうことがあります。

食べ始めればすぐ元に戻り、前より太ってしまうリバウンドもこのために起こりやすくなります。
脂肪吸引の場合、吸引した後は、脂肪細胞の数が再び増えることはないので、リバウンドの可能性はほとんどありません。

CONSULTATION 脂肪吸引の麻酔方法

城本クリニックでは、ひとりひとりの患者様に適した麻酔方法をお選びいただけます。

局所麻酔(意識のある麻酔)

または「局部麻酔」ともいわれ、局所麻酔薬を注射することで神経の伝わりを遮断させ、その部分を麻痺させて痛みを感じなくする方法ですが、意識ははっきりしています。

小範囲の部分を手術する場合に用いられる方法で、特に歯科での治療時や小さな手術の時に行われます。氷で冷やす冷却についても、広義の意味で局所麻酔の一部となります。

硬膜外麻酔(意識のある麻酔)

背中から注射し、意識はありますが手術部位周辺のみを無痛にさせることが可能です。また、知覚神経だけに作用させることもでできるため、外来での広範囲の手術にも適しています。

美容外科においては、豊胸術や脂肪吸引などの体幹部の手術で用いられるなど、とても優れた麻酔方法ですが、技術的に難しいため、この麻酔方法を行っていないクリニックもあります。

静脈麻酔(意識のない麻酔)

呼吸は保たれますが、鎮痛剤を注射することによって意識がなくなる麻酔方法です。これまでは、ガス以外の麻酔薬では効果が長く続き、手術の進行に合わせた調節が大変でしたが、最近では、作用時間が短く排泄の速い薬が多数開発され、注射剤で麻酔の維持を行うのが容易になりました。

全身麻酔(意識のない麻酔)

麻酔作用のあるガス(鎮静、鎮痛、就眠)を吸入させることで、意識と呼吸を完全に抑制させる麻酔方法です。使用するガスは、歯科や産婦人科で用いる笑気や、テレビなどで耳にするエーテル、ハロセン、エンフルランなどがありますが、現在ではエンフルランの改良型であるイソフルランやセボフルランが使用されています。

これらのガスは、体内で分解することがほとんどなく(イソフルラン)、体内から排出されるのがとても速い(セボフルラン)ため、患者様への身体の負担が少ないのが特徴です。

CONSULTATION 脂肪吸引の術後

当日はゆっくりお過ごし下さい。
ベッドで安静にしていないといけないということはないので、動いてもつらくない人は無理のない範囲で動いて大丈夫です。
アルコールは術後の治りを遅くしますので、飲まないようにお願いします。

痛み

術後、麻酔が切れますと、吸引した部分に筋肉痛のような鈍い痛みがでてきます。
痛みの感じ方は個人差がありますが、日常生活に差し支えはない程度です。

鎮痛剤を内服することで、かなり軽減できます。鎮痛剤が必要なのは初めの2~3日だけで、その後急速に痛みが軽くなります。1週間後位から軽い運動もできる様になるでしょう。

圧迫

術後、包帯で圧迫固定を行います。これは皮下出血を防ぎ、術後の腫れを小さく抑えるためです。
翌日には包帯をはずしていただいて、サポートタイプのストッキングや、ガードル、ウエストニッパーなどで圧迫していただきます。

腫れ

術後はしっかり圧迫をするため、それほど大きな腫れはでませんが、若干の腫れ(むくみ)はしばらく続きます。
こちらも個人差がありますので、中には術後1週間ほどで、サイズダウンを実感できる方もいらっしゃれば、まだ腫れのせいで実感があまりない方もいらっしゃいます。

大抵の方は2~3週間経てばサイズダウンを実感できます。

内出血

丁寧に吸引することで、内出血を可能な限り小さく抑えることができますが、多少個人差があります。
内出血は術後の数日後から患部や患部の周囲に青あざが出る状態で、10日~2週間目ごろにはだんだん薄くなっていき消えていきます。

内出血が出た場合も、痕が残るということはありませんので、ご安心下さい。

CONSULTATION アフターケア

治療後の万全なアフターケアがあってこそ、初めて安心して治療が受けられると考えています。
城本クリニックでは、治療後の経過診察や、アドバイス、どんな些細なことでも、誠心誠意対応させていただいております。

アフターケア

アフターケア約20年前の脂肪吸引ではかなり大げさに包帯や圧迫固定をしていました。次第に、何が必要で何が不必要であるかが判明し現在では、ほぼ一日をやや強く圧迫しますが、その後は軽い圧迫で十分です。

例えば太腿やふくらばぎでは、包帯を1日巻いた後は、サポートタイプのストッキングで翌日から包帯なしでの出勤も可能となっています。

ただし、個人差や脂肪吸引する部位と範囲によっても圧迫方法が異なりますので、その時の指示に従ってください。また、自分で行うマッサージや、機械を用いたアフターケアも時には必要となることもあります。

しかし、どの脂肪吸引でも必要かというとそうではありません。不必要なアフターケアで高額の料金が加算されることのない様に注意も必要です。

手術後の気になる点がありましたら、お電話やメールでの相談も可能ですので、いつでもお問い合わせ下さい。

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