ダーマヒール(Dermaheal)
ダーマローラーの治療の際、当院では、「Dermaheal(ダーマヒール)」という薬液を使用しております。
CONSULTATION ダーマヒールとは
ダーマヒールは、ダーマローラーの治療の際に、肌に浸透させる薬液になります。
ダーマヒールを塗布することにより、ダーマローラー治療による皮膚の再生効果を高める相乗効果が期待できると伴に、様々な肌トラブルにも非常に効果的に作用します。
CONSULTATION ダーマヒールの主な効果
- シワ
- しみ
- 肌のハリ
- 美白効果
- 紫外線等の肌へのダメージへの防御
- 肌の再生の促進
- 皮膚保水力の増加
CONSULTATION ダーマヒールの成分について
- EGF(上皮細胞増殖因子)
- GF-1(インシュリン様成長因子-1)
- bFGF(塩基性繊維芽細胞成長因子)
が含まれた薬液です。
EGF(上皮細胞増殖因子)は、たんぱく質の一種になります。
人間が本来持っている細胞を再生させる成長因子のひとつで、肌への影響があると解明され、1986年にノーベル医学生理学賞を受賞しました。
受賞後は、医療の分野においては、火傷治療を始めとした、皮膚再生分野の場において使用されてきました。
最近では、美容の場でも使用されるようになりEGF(ヒトオリゴペプチド-1)として表記されております。
こちらのEGFは、塗布しただけでは、皮膚の深い層まで浸透させることは難しくなっており、ダーマローラーの治療の際に使用することで、肌の深い層まで浸透させることが可能となります。
EGFは、主に「表皮」に対して働きかけ肌のキメを整える作用があります。
bFGF(塩基性繊維芽細胞成長因子)は、加齢などによる肌のハリの衰えやキメ密度の低下など、肌の働きが低下することで起こる症状に効果的で、いきいきとした、肌本来の力を引き出すのに必要不可欠な細胞増殖因子になります。
bFGFは、より奥にある「真皮」に働きかけるので、EGF(ヒトオリゴペプチド-1)単体で使用するよりも、さらに肌の深い部分へのスキンケアを可能にします。
その他、EGFとIGF-1の相乗作用で、皮膚細胞増殖が高まることが確認されています。
ただ、EGFに関して言えば、表皮の顆粒層と有棘層の部分にEGFのレセプターがあり、そこに結合すると、新生細胞が作られていくことは証明されています。
高濃度に配合されたEGFが、肌本来の再生力を助け、皮膚細胞の新生を促進し、ハリ感アップ、シミ予防、くすみ改善肌の老化現象などに効果を発揮します。
CONSULTATION なぜ成長因子の導入が必要なのか?
肌の老化の原因の1つとして人が本来持っている成長因子の減少があげられます。
肌の老化現象は、25歳頃から成長因子が減少することによって、肌の生まれ変わるターンオーバーというサイクルが長くなることに加え、紫外線の蓄積を始めとする外的ストレスの蓄積、さらには、40代以上になりますと、女性ホルモンの変化が加わります。
こういった事由で、減少していく成長因子を皮膚の外側から注入することにより、皮膚弾力の回復・皮膚の保湿力の増加・皮膚の老化予防等、複合的な効果を得ることができます。